真皮線維芽細胞療法(肌の再生医療)
真皮線維芽細胞療法(肌の再生医療)

真皮線維芽細胞療法(肌の再生医療)とは

異物などの注入を一切行わず、患者様ご自身の肌細胞を培養し、移植する治療です。
老化や紫外線などのダメージにより少なくなってしまった線維芽細胞(肌細胞)を移植して増やすことで、老化症状が起こる前(線維芽細胞が少なくなる前)の肌本来の状態に戻す治療です。ご自身の細胞を移植するので、安全性が高く、肌のハリやシワの改善などの若返り効果とともに、老化の進行を抑えるという働きがあります。

治療の特徴

「真皮線維芽細胞移植」は肌再生治療として注目を集めています。外見の若々しさを数年後にも保てる、未来の肌を今よりも若返らせる、それがこの治療の最大の魅力です。厚生労働省から認可を受けた「細胞培養センター」で肌細胞を培養します。線維芽細胞療法は自己細胞を使った治療のため、きちんと認可を受けたクリニックでの治療が大切です。
当院は、厚生労働省の第二種再生医療認可を受けている専門のクリニックです。安心・安全が整ったクリニックで、最先端の治療を安心してお受け頂けます。

「今」の若い肌細胞を凍結保存して、直接お肌に戻す最先端のアンチエイジング治療

肌細胞の数と年齢の推移

肌機能の改善とエイジングケア
年齢と共に減少・衰退していく肌細胞の数を補充し、肌の働きそのものを蘇らせていくので、加齢で衰えた肌機能を改善させ、ツヤ・ハリを取り戻します。シワ・たるみ・くぼみを内側から根本的に改善する再生医療です。

若いことの肌と年齢を重ねた肌の比較

【施術】真皮線維芽細胞を移植
耳うしろから肌細胞を採取して4,000万〜1億個に培養したご自身の活性化した肌細胞を移植します。ご自身の皮膚から培養された元気な肌細胞が老化した肌を修復してくれます。移植された肌細胞によって作り出されるコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンによって肌組織が改善され、肌そのものが若返ります。

老化現象が改善された肌

【施術後3ヶ月〜】老化した肌が改善(3ヶ月〜)
移植された肌細胞によって作り出される新たなコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンが蓄積。肌組織が改善され、肌機能そのものが若返ることで、しわやたるみなどの症状を改善し、肌にハリを取り戻します。なお、改善効果を実感いただくまで、個人差がありますが、およそ3ヶ月〜12ヶ月ほどかかります。

真皮線維芽細胞療法に適している方

  • ほうれい線が気になる
  • しわ・たるみが気になる
  • 肌の老化を止めたい
  • 若々しい肌を取り戻したい
  • 現在の肌の状態をこの先も保ちたい
  • 自然な治療法で悩みを改善したい
  • 肌質を根本から改善したい

持続効果が高く、副作用のリスクも少ない。

厚生労働省から認可を受けた「細胞培養センター」で肌細胞を培養

採取した皮膚から肌細胞(真皮線維芽細胞)を抽出します。お預かりした肌細胞は、厚生労働省の認可を受けた特定細胞加工物製造事業者の管理する株式会社セルバンクCPC(細胞培養センター)で細胞培養・保管します。24時間温度調節や室圧管理、入室管理、外界と遮断された無菌室での操作など汚染を防ぐための徹底した管理が行われています。

第二種再生医療認可クリニック

厚生労働省の認可をうけた「認定再生医療等委員会」で厳しい審査を受け、受理されたクリニックだけが、第二種再生医療の医療を提供することができます。

対応部位

施術対応部位

症例写真

ほうれい線01

症例写真ほうれい線

ほうれい線02

症例写真ほうれい線

目のクマ

症例写真目のクマ

目のクマ

症例写真目のクマ

治療の流れ

1.カウンセリング

カウンセリング

カウンセリングでは気になる症状やお悩みについてお伺いします。担当医師が状態をしっかりと診断します。診療時に再生医療や施術内容、考えられるトラブルや注意点についても詳しく説明しますので、ご不明な点や不安なことがあれば遠慮せずにご質問ください。

2.血液検査(感染症検査)

血液検査(感染症検査)

血液を採取させていただきます。検査結果で可能と判断された方のみが治療を受けられます。

3.皮膚採取(細胞採取)

皮膚採取(細胞採取)

紫外線の影響を受けにくく肌年齢が低いと言われる耳裏より採取します。麻酔を使用するため、痛みの心配はございません。米粒大ほどの皮膚を採取しますが、傷跡も小さく目立ちません。
さらに培養に使用する血液を採取します。

4.細胞培養

細胞培養

細胞培養は、当クリニックが委託している特定細胞加工物製造事業者の管理施設であるCPC(細胞培養センター)で行います。採取した皮膚から肌細胞(真皮線維芽細胞)を抽出し、約10,000倍に増殖培養します。

5.真皮線維芽細胞を移植

真皮線維芽細胞を移植

皮膚採取から約5週間後に、約10,000倍に培養した肌細胞(真皮線維芽細胞)を気になる部位に移植します。薬品や人工物は一切使用しません。自身の肌細胞を戻すだけの治療になります。

6.メンテナンス

メンテナンス

移植してから数ヶ月後に無料検診をおすすめしています。医師が経過について説明いたします。

細胞移植時は「水光注射」を使用
肌細胞を広範囲に均一に注入できる

水光注射とは、広範囲で真皮層に成分を注入することができる機器です。この機器を使用することで、1度で肌細胞を均一な量でかつ均一な深さに注入することができます。9本の針から同時注射のため施術時間も大幅に短縮。出血などの副作用や痛みも最小限に抑えることが可能です。

  • 1度に9本の細い針から肌細胞を注入
  • 個々に合わせて深さ・注入量・スピード調節可能
  • 針穴からの吸引で確実に真皮層に届く
  • 成分漏れ軽減&出血などの副作用が少ない

元気な肌細胞の凍結保存で理想の肌をいつまでもキープ

抽出した元気な肌細胞は、-196℃の液体窒素タンク「細胞保管セルバンク」の中で半永久的に凍結保存することができます。 生きている限り老化現象は避けることができません。紫外線や年月の経過により補充した肌細胞も徐々に老化・劣化が進みます。そのため、採取した肌細胞を冷凍保管しておけば、いつでも元気な肌細胞を補充し理想の肌を維持し続けることができます。2~3年ごとに定期的に肌メンテナンスをされることをおすすめしています。

施術サイクル

1年間隔の定期的な治療をお勧めしております。

ダウンタイム・リスク

●皮膚採取後
2〜3日は痛みや熱感がある場合ございます。

●細胞移植直後
注入部に凹凸や針跡が出現しますが、1〜2日でほとんど目立たなくなります。
注入部が少し腫れた状態になりますが1週間程で軽減します。(稀に1週間以上続くこともあります)
注入部位は注入直後から内出血や鈍痛などが現れることがありますが、通常は1〜2週間で軽減します。
自己細胞を使うため、アレルギー反応を起こす可能性は非常に低いですが、ごく稀に起こる可能性があります。

施術をお受けいただけない方

  • ガン治療中の方(抗ガン治療、放射線治療)
  • 局所麻酔やヒアルロン酸に対してアレルギーのある方
  • 妊娠中またはその可能性のある方、授乳中の方
  • ヒトインスリンに対して過敏症の既往歴がある方
  • 抗生物質に対して過敏症の既往歴がある
    (細胞培養工程において抗生物質であるタゾパクタムナトリウム、ピペラシリンナトリウムを使用するため)
  • 施術部位に人工物が入っている方
  • 梅毒、HBV(B型肝炎)、HCV(C型肝炎)、HIV、HTLV-1(成人T細胞白血病)の感染症がある方

注意点

  • 当日は施術部位への刺激はお控えください。
  • メイクは当日から可能ですが、注入部を強く擦ることはお控えてください。
  • 当日の洗顔から可能ですが、1週間程は強く擦らないように心がけてください。。
  • 入浴は翌日から可能です
  • 激しい運動は翌日以降に行ってください。
  • アレルギー反応を起こす可能性は非常に低いですが、ごく稀に起こる可能性があります。
  • 一過性の色素沈着を起こすことがあります。
  • 内出血が出ることがありますが、1〜2週間で消失します。
  • 治療効果には個人差があります。

料金

初診料+血液検査
16,500
細胞抽出・培養料金
(60ccの細胞を抽出・保管)
423,500
細胞保管手数料(初期手続き費用)
22,000
細胞保管手数料(月額)
11,000
移植細胞(1㏄)
154,000
移植細胞(2㏄)
242,000
移植細胞(4㏄)
440,000
移植細胞(6㏄)
616,000

施術技術料(麻酔・注射針代等)                                 150,000


(例)
60cc抽出し顔全体4ccを2回注入した場合の価格

初診料+血液検査 16,500
細胞抽出•培養料金(60ccの細胞を抽出•保管)
423,500
移植細胞4cc × 2回 880,000
施術技術料150,000

※別途、細胞保管料がかかります。