幹細胞培養上清液　注射

ヒト幹細胞培養上清液とは幹細胞を培養して作られる上澄み液のことです。
幹細胞を培養した培養液から細胞や不純物を取り除くことで、サイトカインが多く含まれたヒト幹細胞培養上清液を作成可能です。
この上清液には、組織の修復を促し、美容や整形外科の分野での効果が期待される成長因子が多く含まれています。
当院ではその中でも国内の培養施設で生成された上清液のみを使用しております。

幹細胞培養上清液に含まれるといわれる成長因子
EGF（上皮増殖因子）
細胞の生まれ変わりを促進したり、新陳代謝を促進したりする働きをもっています。皮膚移植などでも注目されている成分です。

TGF-α、β（トランスフォーミング増殖因子）
肌の弾力に関わっているコラーゲンやエラスチンを強化したり、細胞の生まれ変わりを促したりします。

IGF（インシュリン増殖因子）
コラーゲンやエラスチンの産生を促すものです。脂肪燃焼効果ももっています。

PDGF（血小板由来増殖因子）
創傷治癒作用をもつ成長因子です。コラーゲンの合成を促進する働きもあります。

VEGF（血管内皮増殖因子）
細胞の生まれ変わりを促進したり、血行を良くしたりします。

これらの成長因子がもつ働きにより、さまざまな効果が発揮されるといわれています。

事前にご予約をお願いいたします。
お電話の、ご予約可能です。

施術
注入箇所を確認し、皮下注射を行います（５分程度）

最初は4週間隔を空けての施術をお勧めしております。
アンチエイジング目的という考えで１か月に１回ペースで継続される方が多いです。

針の刺入部の後は数日残ることがありますが、内出血などは時間とともに軽快します。

がんの治療中または、がんの治療後間もない方
妊娠中の方
重度の低血糖症の方

詳しくはカウンセリングにてご相談ください。

基本的にはアレルギーの心配はほとんどないと言われていますが、稀にアレルギー症状が起こる可能性があります。
過去に培養上清液でアレルギーを起こしたことがある方は、基本的には施術を受けていただくことができません。
その日の体調などにより、これまで出なかったアレルギー反応が出ることもございます。